銀行口座の名義が違う

店の名前を名義にすることで安心感を与えられる

個人事業主の場合、わざわざ法人口座を持たなくても、取引口座は個人口座でいいのではという考え方もできます。取引先とのお金のやり取りと、個人的なお金のやりとりが一緒になってしまうという欠点はありますが、口座維持費はかかりませんし、開設審査で落とされるといった心配もまず不要だからです。しかし、なんらかの理由で口座の情報を公開する場合、法人口座には大きなメリットがあります。それは、名義を本名以外のものにできるという点です。たとえば、ネットショップを運営している場合、代金振込先の口座を法人口座にすれば名義はネットショップの名前にできるので個人名の口座に振り込むより客に安心感を与えることができるでしょう。

個人で仕事を請け負っている人なら本名を隠せる

ライターやイラストレーターなどの場合、本名以外で活動しているという人が結構多いのではないでしょうか。こういった職業の人は、常に企業と取引を行うとは限らず、個人から仕事を受けて作品を制作するということもあります。その場合、代金を振り込んでもらうにあたって、本名が出てしまう個人口座だとなんとなく気恥ずかしかったり、あるいは本名が知られるのは嫌だ、怖いという人もいるかもしれませんが、法人口座ならこの問題も解決です。ペンネームや芸名などを名義にできるからです。ただ、すべての銀行がペンネームで法人口座を開設できるわけではなく、むしろペンネームと本名を併記する形になってしまうことが多いので注意しましょう。